#1 →コーディネート例 @ A B
インテリアコーディネートとは…
住む方のライフスタイルに合わせた居心地のよい空間を作ることと考えます。
家具、照明、ウインドートリートメント、内装材、設備、収納、色使いなど室内のインテリア要素はさまざま。
その機能も使い勝手もいろいろです。それらを整理して、住まい手が、
『何かしあわせ…』と思える空間を作ることがインテリアコーディネーション。
住まいは、生活の基盤。いってみれば、人生を営む大切な器です。
その器作りのお手伝いをするのが、インテリアコーディネーターの仕事です。
インテリアコーディネート…具体的にどんなことをするの?
コンセプトづくり
まずは、お客様からお話を聞かせていただき、空間のコンセプトを考えます。
(これが一番大事なんですね。あとのすべてのプランに関わってきます)
“明るくしたい”、“広く使いたい”、“収納を充実させたい”など日常的に、なんとなくこうだったらいいなとお客様が感じていることをおうかがいし、整理してまとめます。
そして、お客様に合った空間の基本的な考え方をご提案します。
インテリアイメージ
次に、そのコンセプトに沿って空間のイメージ、テイストを決めます。
たとえばナチュラルで明るいイメージなのか、メリハリが効いてモダンなイメージなのか
…シンプルモダン、スタイリッシュ、ゴージャスなどなど。
フロアプラン(平面計画)
そのご家族が生活をする上での動き(生活動線)をよく考え、そのライフスタイルに合った
フロアプランを考えます。
どう動いたら家事がスムースか、どこに何があったら便利か、それは本当に必要か、
検討します。
次に、室内に立ってみたとき何がどう見えるか、目の高さとの兼ね合いです。
収納などの場合、使いやすい高さかどうか。
いわゆる立面 、展開図としての視点で考えてみます。
そうすると、スイッチやコンセントの高さや位置も明確になってきます。
ファニチャープラン
家具のレイアウトを考えます。
家具の置き方は、生活するうえでとても大切な意味を持ちますので、生活動線を考えながら
プランを練りこみます。
そして、イメージに合った家具を探します。
形、素材、色、ボリューム、座り心地、寝心地、扱いやすさなどテイストに合ったものをあちこちのメーカーからセレクトします。
また、造作家具などその空間にぴったり合った家具もデザインします。
ことに、収納は不足しがちですので、造作で作っておくと、後から家具をばらばら買い足さずにすみ、空間がすっきり片付きます。そうすると、なぜか気分も爽快。
ライティングプラン
照明計画を考えます。
どんな光で何を照らすのか、配線をどうするか、器具、スイッチ、コンセントはどこにするか、などなど。
そして、生活をする上で必要な明るさを必要なところに用いつつ、室内の演出のための灯りも考えます。なぜなら、灯りは人の心理にとても影響を与えるからです。
カラースキーム
インテリアイメージ、目的に合わせて内装材の材質、色を決めてゆきます。
床はフローリングがいいか、壁や天井はクロスがいいか、塗装がいいか、それとも一部にレンガ、タイル、石などを用いてはどうかなどなど。
また、イメージ、機能を検討してキッチン、バスルームなどの設備及びその仕様や色も決めてゆきます。
次に、ウインドートリートメントを選んでゆきます。
窓周りのしつらいですね。実はこれ、とても大事です。
なぜなら、暮らし始めてまず最初に必要だから。外から室内が丸見えでは困ります。
カーテン?、ブラインド?、はたまたロールスクリーン?
すっきりイメージ、やさしいイメージ、使い勝手もいろいろ。
どれにするかでがらりと部屋の表情が変わります。
スタイリング
最後に、空間を引き立てる小物、絵や額、グリーンを考えます。
これらで随分雰囲気が変わります。
予算監理
インテリアのそれぞれの商品、配送費、取り付け費などのお見積をとり、予算に合わせて調整してゆきます。
商品以外で、工事が伴うものは別途にお見積させていただきます。
また、造作家具は大切なデザイン要素のため、お見積は別途となります。
・・・・・インテリアを作り上げてゆくこれらのさまざまな構成要素・・・・・
それをコンセプト、イメージに沿ってまとめてゆきます。
企画書、お見積と共に一目で分かるプレゼンテーションボードにしてご提案します。
・・・・・このようにプランしてご提案、めでたくご契約できますと、具体的な発注、納品・・・・・
納品にはもちろん立会い、傷がないか、問題がないかよく見てセッティング。
そして小物のスタイリングもいたします。
いわば、インテリアがイメージどおり出来上がるかその監理をするということです。
・・・・・そしてお引渡し・・・・・
居心地のよい新しい空間、使いやすいお気に入りの空間の誕生です。
お客様の夢が実現したわけですね。
ここでコーディネーターもホッと一安心。共に作り上げた空間に喜びもひとしおです。
・・・・・そのあとはアフターケア・・・・・
納品したものの調子がよいか、何か不都合はないか、適宜対応いたします。
お客様とのよい関係がいつまでも続くこと、それが一番大切なことです。
*上記はフルセットですが、その中の一部分のコーディネートももちろん可能です。
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